プレカット
Precut

住まい1棟分すべての部材をプレカット。

今や「プレカット」は、よりよい木造建築の手段として主流のひとつになっています。製材業からスタートしたHIRAKATAでは、時代の変化に対応してプレカット分野にもいち早く進出。今日では、柱材から横架材、合板、羽柄材、さらには特殊材まで「住まい1棟分すべての木材を工場でつくる」プレカット加工機を設備しているほか、中大規模木造建築にも対応。機械で難しい造作は、熟練した職人が匠の技で仕上げを行っています。

在来工法
プレカット材で在来工法の品質アップ

日本で古くから用いられてきた伝統工法を発展させた工法です。木の「軸」を組み立てて建物を支える構造であることから木造軸組工法とも呼ばれ、柱と梁の組み合わせなので、間取りや構造の自由度が高い特徴があります。加工精度の高いプレカット材を使うことで、建物の品質がより高くなります。

在来工法

金物工法
従来の工法に比べて高い強度と耐震性を発揮

これまでの在来工法に、進化した接合金具である(株)タツミの「テックワンP3」を用いた工法です。高性能・高耐久の接合金具が躯体を均一に緊結する一方で、木材の断面欠損を最小限に抑えて加工できるため、強度と耐震性を高めることができます。また、現場での施工性に優れ、施工後は外部に露出しないため、美観も損ないません。

在来工法

ハイブリッド工法
金物工法と在来仕口工法を組み合わせた独自工法

在来仕口工法をベースに、部分的に金物工法を組み合わせた独自工法です。コンピュータ制御のプレカットマシンで加工された部材によって組み上げる精度の高い躯体構造の中に、必要な箇所にだけ高性能の「テックワンP3」を使用。「ハイブリッド」と呼ぶにふさわしい、合理的で付加価値の高い住まいを造り上げることができます。

在来工法

トラス軸組工法
三角形構造により自由な大空間建築が可能

「トラス」は、三角形を単位として構成された構造形式のことです。各部材にかかる荷重を三角形に組むことで分散し、バランスよくつり合い、構造の安定を図ることができる工法です。このため、梁で屋根を支える従来の木造建築物とは異なり、自由な大空間の確保が可能になります。

在来工法

特殊加工
プレカットで登り梁・斜め仕口・大断面等の特殊加工にも対応

住宅・非住宅を問わず中大規模木造建築では、登り梁・斜め仕口・大断面加工といった特殊加工が増えています。ところが、従来の3軸加工プレカット機では対応できませんでした。そこで、HIRAKATAでは最新の5軸プレカット特殊加工機を導入。特殊加工における「打ち合わせ入力のCAD対応・木材加工精度向上・加工時間短縮」を実現しています。

在来工法

TJI.JOIST
オープンで自由度の高い木造建築が可能な構造部材

TJI(トラスジョイストアイビーム、I型ジョイスト)とは、OSBとLVLの複合による構造部材です。高い強度を持ち、長尺材料も用意されているので、住宅の床や屋根に使用することで、オープンで自由度の高い木造建築が可能になります。また、非常に高精度の製品なので、施工性の大幅な向上も期待できます。

在来工法